【心に届け!パプリカ】シェムリアップ編③【プレップ科】
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皆さんこんにちは。
プレップ科です。
シェムリアップに着いて3日目、いよいよ最終日です。
でも、午前中は楽しみに準備を進めてきた「バイヨン中高学校」訪問と交流会です!
事前に演芸やアルバム、合唱を練習・準備してきました。
では、ご覧ください!!
2月20日(木)朝
優雅な朝食、ゆっくりと流れる時間 車内で合唱の最終練習
この日は、ホテル8時発ということもあり、いつもより余裕をもって出発しました。
学校まではおよそ25分で到着です。
国道でバスを降りて、5分歩く 着いた!ちょっと緊張するな・・・
正門で、学校を創設したチアノルさんや校長先生がお出迎えしてくれました。
早速、みんなを校長室に案内してくださり、チアノルさんからレクチャーを受けました。
チアノルさんは幼いころ、ポルポト時代を生き延び、難民として日本へやってきました。
内戦終了後にカンボジアへ戻り、復興のために働いて、この学校を作られたそうです。
wikiに書いてない話もしてくれました この学校の課題や今後の展望を質問
ポルポトの政策により農村部で強制労働させられた話では、仕事の内容だけでなく
なんで上層部からそういう指示が出されたのかという背景まで説明してくださり、
私も「あぁ、そういうことだったのか」と合点がいく場面がいくつもありました。
しかし、お父さんやお兄さんは行方不明となってしまった話はただただ悲しく感じ
ました。平和は本当に大事ですね。
この後、2年生がマイプロジェクトで集めた文房具をチアノルさんにお渡しして
屋外のホールに移動しました。なんか聞いていた人数の3倍の生徒さんが待ってて
ちょっとびっくりしましたけど、ちゃんと準備していけば、いつも何とかなっている
ので今回も何とかなると思っていると、会が始まりました。
2年生の文房具をお渡しする いよいよ交流会です、こんにちは~
伝統舞踊のダンス 結婚式で踊る、コミカルなダンス
※ダンスはインスタで短いですが動画を公開しますので、そちらもどうぞ!!
ディアボロはワイワイ喜んでくれた 空手の演武には「おぉ~」とどよめき
お互いに伝統舞踊と演芸などを披露しあいましたが、そのとき参加した生徒が
それぞれやってる習い事や趣味が活かされる場面として、今後も続けたいです。
毎回やることは変わっていいわけで、その方が面白いと思います。
そして、次は夏休みの課題として作った「鹿児島紹介アルバム」を使った交流です。
これは青少年赤十字の活動をヒントにおこないました。
生徒が作った自分の地元を英語で紹介するアルバムを作り、それを見ながら話をする
時間となります。
あちこちで笑い声があがり、お互いに一生懸命に英語でやり取りをおこないました。
お互いの生徒の盛り上がりに、チアノルさんも他の先生も喜んでおられました。
そして、本校生徒の得た教訓は「もっと英語を勉強しなければならない」でした。
プレゼンに英語で質問、さすが! 誰かの妹さんが遊びに来た、かわいい
この後、広場に移動して、まだまだ会は続きました。
上に吊られた壺を割る遊び デービット先生も挑戦!
このスイカわりのような遊びは、お正月におこなうものだそうです。
みんなで「右だ、左だ」と声をかけて、大変楽しいものでした。本当は壺の中に
お菓子を詰めておき、割れたときに散らばったお菓子を皆で拾うのも楽しいそうです。
さて、最後は鹿児島情報高校による合唱で終わりです。
さみしいですが、練習してきた「パプリカ」を歌います。
お別れの挨拶、ちょと寂しい 誰かが呼んで~る~
パプリ~カ、花が咲いた~ら~ こ~と~ばにできな~い会いに行くよでハイタッチ!!これはウケました!!
※この時の動画もインスタで見ることができます。
大盛況のうちに終了 別れを惜しむ場面も
帰るときは、「写真を撮って」とか「インスタを交換して」とかイマドキの高校生
の交流がありました。もしかして、お互いに留学したりして、また会えたらいいですね。
この後は、あっという間でした。
マーケットで買い物して、空港行ってシェムリアップ~ハノイ~福岡に移動、
博多駅に10時前着、新幹線で鹿児島中央へ13時前到着、解散です。
面白いおばさんからTシャツを買った ベトナム航空、なかなか良い
ハノイでフォーを食べる、星4つ 鹿児島中央駅到着です、お疲れ様でした
改札には多くの保護者が迎えに来てくれ、それぞれ家路につきました。
たくさんの土産と土産話でその日は盛り上がったのではないでしょうか。
同じく出迎えに来てくれた校長先生とも話したのですが、
「これで終わりではなく、これがスタート」だと思います。
残り2年間の高校生活で、自分の道を切り開くために頑張ってほしいと思います。
カンボジアでこれだけできたのですから、自分の可能性を信じて頑張りましょう!
さて、プレップ科のカンボジア研修報告はいかがだったでしょうか?
もしかして、番外編もあるかもしれませんが、とりあえず、今回はこれで終わり
にしたいと思います。
私たちはこのように活動しておりますので、皆さんに興味を持って頂ければ幸いです。
それでは、またお会いしましょう!
オークン・チュラム(ありがとうございました)