【いきなりヤマ場】僕らのプノンペン滞在記②【プレップ科】
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皆さんこんにちは。
プレップ科です。
今回の研修は、15日(土)に鹿児島を出発し、福岡で前泊。16日(日)早朝に宿を出て、その日の夕方にプノンペンに入りました。
前回はその日の晩御飯までのお話でした。
さて、今日は17日(月)、プノンペンでの1日のお話です。
実は翌日の18日には空路、シェムリアップに移動したので、実質1日しかいなかったんです。
しかし、この17日(月)がこの研修のハイライトだったのです (^O^)/<タイヘンダー
(その時はそう思ってましたけど、結局毎日がヤマ場でした・・・)
体力勝負の時は、食べることが大事 カジュアルなホテルでした
この日の出発は7時30分、朝の渋滞が起こる前に出発です。
午前中は、NOMPOPOK(ノムポポー)の大路さんと途中合流して、隣のカンダール州の
小学校に行きます。
まずノムポポーさんの栄養に関する授業見学、その後に高学年の子どもたちに日本より
持参の理科玩具を並べて1時間遊んでもらおうという流れです。
このおもちゃは探究の時間で作成しました。
こだわりの職人も登場 こっちは楽しく作業中
生徒たちはおもちゃを詰め込んだカバンを持って乗車、バスは街の中を進んでいきます。
そして川に向かって下り道を進んでいき、皆が???と思っていると・・・
船に大量のバイクが載ってる! この日は2台で分乗
渡し船でした!!
渡る川の名前は、地理が好きにはたまらないメコン川です。
地図でした見たことない川を、桜島フェリー方式で車ごと乗って渡っていきます。
時間は10分足らずでしょうか、大事な生活の足なんだね。
夜景ならロマンチックだったね さぁ上陸!
上陸後は、田舎道を通って15分ほどで小学校へ到着です。
これは授業中に撮影しました 到着時は大歓迎でした
ここからは2班に分かれて、ノムポポーさんの大路さんやスタッフさんの案内で行動しました。
校長先生や担任の先生にとても親切にして頂き、うちの生徒も緊張がほぐれて楽しく活動できたことに感謝します。
教室はこんな感じ、児童50人くらい 算数は世界共通ですね
野菜の良さをみんなで学びます 箱のなかの野菜を当てるゲーム
片方のクラスでは、子どもたちに野菜の栄養素の大切さを教えてました。
今、この国では子どもが市販のお菓子ばかり食べることが原因で、肥満や栄養失調が増えているのが、
社会問題になっているそうです。ノムポポーさんは地元産の栄養バランスの良いお菓子を届けようと
いう理念のもと、お菓子の販売と教育活動に取り組まれています。
生徒にとっても、この活動の意味を考えること自体学びになると思いました。
もう片方では、飲料に含まれる砂糖の多さを教える授業をされてました。
飲料の中の砂糖の量を勉強中! 振り返りテストもあるよ
ごほうびのお菓子を配る やったー!早く食べたい!!
さて、次はおもちゃを使った交流会です。
小学校で理科の指導した経験がある先生に教わって作ったおもちゃの出番です。
早速の教室のあちこちに分かれて、準備します。
ちなみに、ゴムを使って毛糸のボールを飛ばすカタパルトやペットボトルの空気砲、
スパーボールのコマ、浮沈子の4種を持っていきました。
果たして、どれが受けるのか?こちらも興味津々でしたが・・・
的に当てて、弾を飛ばしてね! なんで沈むんだろう?
子どもが押し寄せていました 的になったり、弾の補充をしたり大変だ
手の甲にイラストを描いてあげました コマを作ってきて良かった~
記念写真、校庭で。気温30℃。 記念写真、教室で。やっぱり汗が流れる。
怒涛の1時間でしたが、高校生の体力ゲージはほぼ0です。
でも、子どもたちがあんなに喜んでくれたことが、力になりました。
また、おもちゃはすべて先生にお渡ししてきました。
すると、次の日ガイドさん経由で「先生方から、今回のおもちゃはペットボトルや風船やゴムを
使っているので自分たちでも作ることができる。是非、子どもたちとやってみたい」
と連絡があったそうです。
その点は、このテーマでの重要なポイントの1つでありました。そして、そうなればいいなと
思っていたので素直に嬉しかったです。
この後、来た道を通って、プノンペン市内に戻り昼食を取りました。
さて、午前中のことだけで結構なボリュームとなりました。
生徒の充実した表情を見られて、私もしょっぱなから本当に嬉しかったです。
でも、午後も色々ありましたよ、ですので今日はここまでにしましょう。
次回、プノンペン滞在記③お楽しみに!!
校内には売店が複数ある 子どもたちに名前を書いてもらった~