【e-プレップ科】英語模擬国連大会(JEIMUN) 最優秀ポジション・ペーパー賞 受賞
1月6日~1月8日にかけて東京都にて英語模擬国連大会(JEIMUN)が行われました。
本校からはe-プレップ科の山﨑日陽さん(和田中学校出身)と行田雄斗さん(小宿中学校出身)が参加し,最優秀ポジション・ペーパー賞を受賞しました。
ポジション・ペーパー=議題に関して自国の立場と主張をまとめた文書
「インド大使」として議題の「国連安保理改革」について他国の大使と全て英語で「対話」しました。結果は上記の通り,各議場から1チームのみ選出される最優秀ポジション・ペーパー賞を受賞することができました。(出場合計約90チームのうち2チームが選出)
審査員からは「根拠と主張のバランスが1番良かった」と講評を頂き,とても満足した様子でした。以下は各生徒のコメントです。
「今回初めて模擬国連に参加させて頂きましたが,レベルが非常に高く驚きました。会議の進行やスピーチ,質疑応答が全て英語でしたが,流暢で自然な英語を話す方が多く,スピードも速かったためついていくのが難しかったです。議題も安保理の改革と国際社会でも重要な課題で,それぞれの国の立場や要求が衝突することも多く,外交や交渉の難しさを痛感しました。しかし,お互いの意見をすり合わせて合意に向かう手段はやりがいが大きく,交渉に成功した時の達成感は何事にも代えがたいものでした。参加者の方々が説得力のあるスピーチや積極的な交渉で自分の担当する国のために一生懸命に活動する姿を見て,この会議に参加できて本当に良かったと思いました。今後は彼らのように英語で自由に話せるようになることを目標に,より一層実践的に英語を学ぼうと思います。」(山﨑さん)
「インド大使として,『安保理改革』という議題について3日間討議を行いました。40か国超がいる議場で,自国と他国の利益に折り合いをつけることの難しさと闘いながら,全て英語での話し合いにのぞみました。英語が堪能な他の学生たちに圧倒されたりしましたが,自分の意見を述べたり交渉を進めたり,大使としての仕事を全うすることができました。事前準備の段階で書いたポジション・ペーパーでは,なるべく多くの実際の国連決議や政府の声明などの根拠に基づいて政策を述べることを意識し,それが結果的に最優秀ポジション・ペーパー賞につながり嬉しかったです。今回すべて英語の大会で様々な苦労もありましたが,同時に自分の成長を感じられる良い経験になりました。」(行田さん)
「模擬国連」では対話を通してとても多くのことを学ぶことができ,同時に生徒間の絆も生まれます。関東圏では「模擬国連」は盛んに行われているそうです。今回の大会をきっかけに九州でもますます広がればと思います。生徒の皆さん3日間お疲れ様でした。(文責:英語科 小島)