学校法人 原田学園 鹿児島情報高等学校

お知らせ

【Pavanasaraさんと共に】カンボジア研修レポート②【プレップ科】

皆さんこんにちは。
プレップ科です。
今日は、生徒が作った 「 Tiktok 」 のアドレスもあるので要チェックですよ!

シェムリアップの近郊に広がる淡水のトンレサップ湖、乾季は琵琶湖の面積の4倍・水深1mですが、
雨季には9倍・水深9mにまでなります。

3月のオンライン研修で一つの出会いがありました。
この湖のほとりにある水上集落に住む女性たちと一緒に、おしゃれなかばんを作って販売している方がいます。
それがPavanasara(パヴァナサラ)代表の中川裕聖子(なかがわ ゆきこ)さんです。
湖で採れたWaterhyacinth(ホテイアオイ)を材料に、バッグなどを村の工房で製造しています。

レポート2回目は「パヴァナサラと水上集落」をテーマにお送りします。
ここでは、探究活動に関連した出会いや感動する場面がありました。

ここが水上集落です。今は乾季に入りましたので、水は少なくなってます。
ここは作業リーダーの女性のお家を工房として、使わせてもらっているそうです。

高台から集落と湖を見る       高床式住居です、1階は船着き場   
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ここは2階、でも実際は3階ですね
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ここでは、工房の人たちにキーホルダー作りを教わりました。
おしゃべりしながら、手を動かしているうちに、形が出来上がってくるのが楽しかったです。

まずはお手本を見る         情報高校の体操服も違和感なし      
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茎を乾燥させたものを編んでいきます 完成です
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さて、2年次の探究活動では、2つのグループが中川さんとこの工房と関連があります。
1つは、中川さんの販売するバッグをコーディネートして、SNSで宣伝して支援しようというグループです。
今回の渡航で、実際に中川さんにお会いし、商品を直接買うことができたのは、活動の励みになりました。

彼女たちは動画をどんどんアップしていく予定です。 こちら ⇒ 1回目は研修の感想
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ホテルで直接対面          次の日、街中にある中川さんのお店で買い物です

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もう一つのグループは、経済的余裕がなくて、本を買ってもらえない子どもに絵本をクメール語訳して、プレゼントする活動を
しています。今回は、この工房の家族にプレゼントすることが出来ました。
写真にある通り、本当に喜んでもらえました。
なお、子どもたちは村の小学校に通っています。一番右のお嬢さんは大学生です。
一見すると、貧しい村ですが、そうではなくて、これが普通の暮らしということも分かりました。

みんなで読んでね         感謝のハグです、お互い嬉しそう
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村の子どもたちとも遊びました
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この日の体験は、工房でのキーホルダー作りというタイトルでしたが、実際には集落の人たちとの楽しい交流になりました。
このカンボジアでの研修の大事なキーワードは「人」です。
私たちはカンボジアを見に行ったのではなく、カンボジアに生きる人たちに会いに行ったのだなと思います。

それでは、次回もお楽しみに。20221206_153352.jpg