プレップ科:高大連携による探究授業
11月10日・12月8日の2回に渡り、プレップ科1・2年生合同で、鹿児島大学法文学部の藤内哲也先生による特別授業を受講しました。
この探究活動のテーマは「探究活動の手法により、大学の授業と課題に挑戦する」ことです。
1日目は「中世ヴェネチアの外来者統制とその事情」というテーマで、先生の出す課題にグループで取り組みました。
そして、次回までの1ヶ月を利用して、「異文化理解・共存のために現代社会が抱える問題とその解決法」という題で、各班がプレゼン動画を作成・共有して2日目の授業に臨みました。
2回目の12月8日は、そのプレゼンを相互に評価したあと、フランスでのスカーフ着用禁止とムスリム女性の権利について考えたり、『人文学とは何を学ぶ学問か』などについて講義を受けました。
生徒たちは講義についていくのが本当に大変だったと思います。
しかし、おかげで生徒それぞれが、心に残ったものがあったと期待しています。
藤内先生も熱心に語りかけてくださったのが印象的でした。
次年度は、是非大学で受講しましょうと話し合いました。次回の高大連携もとても楽しみです。